■本堂 外観
■本堂 内観
■本堂 外陣 天井見上
■耐久耐震性を向上の為の工夫と期待する効果
(1)柱頭にステンレス板6㎜を敷き込み、斗栱を受ける
。(なんと大昔からこのような工夫をしている文化財も稀にあります!)
(イ)大斗尻が柱頭へ不同にめり込み、斗栱が傾斜するのを防止する。
(ロ)柱頭の頭貫輪なぎ込み部ビンタが外側へ反るのを防止する。
(ハ)柱頭の「やせ」により大斗尻に「スキマ」が出来て大斗の割れるのを防ぐ。
(2)足固貫・内法貫の継手は従来は柱の太さの内で略鎌で行われていましたが、
柱と柱の中間で金輪継ぎで継ぐようにしました。
(3)内法貫・足固貫と柱の上下端までの距離が従来の伝統建築では短くて、
柱の縦剪断破壊が発生し易く危険である為、極力柱の太さ程度の長さを
確保する様にしています。
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(4)足固貫と基礎とを緩やかに連結しています。
足固貫の縦横方向を必ず背違いにしています。
■本堂 平面図
■本堂 矩計図
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